2007年09月26日

デジ君

ここ数日、わけあって、デジカメをいじくっている。
デジカメで撮ったデータを、PCに入れて、何やかややっているので、昨日書いたみたいに「Web個展やるか」などと思いつくわけである。

で、デジカメと、少々深く付き合ってみて思ったことは、
自分は、やっぱり銀塩派だ
ということだった。

どーも、デジというやつは、実体が無さすぎていけない。撮ったものが気に入らなかったら、消せば済むものだから、納得できないと、延々撮りなおしてしまう。これが、高価なリバーサルフィルムを買っての撮影だと、「7枚入魂」とかで勝負するのだが、デジだと際限なく勝負できてしまう。(ああ、そうか。それが長所なのか?)
そして、これは選んだ自分が悪いんだけど、オートフォーカスのレンズを、手動で動かすと、微妙に行き過ぎることがある。完全に、機械が動かすのに都合が良いように作ってあるのだ。人の手と、機械と、どっちかに泣いてもらうとしたら、人に泣いてもらおう、という考えで作られておるのだ。
これじゃあ、20年つれそったマニュアル銀塩の方が快適なのが当然だ。

そして、細かいことを言うようだが、私の買ったキヤノンの「でじいち」は、バッテリー充電が必要なわけだが、この「バッテリーのみ」というのも好きになれない。
電池でもOKに、なぜしない? 電気を食う量が多すぎるのか?
そしたら、旅行先で、急にバッテリーが切れたらどうするのか? 急場は電池でしのげるようにしてほしいなあ。

しかも、大枚はたいて買った「でじいち」の寿命は、5年くらいのものだという。
うちのスーパーAは、20年間オーバーホールもしないで現役だぞ。(いや、オーバーホールしなさいよ)

私ら、20年前のカメラ小僧から見ると、最近のカメラの機能は、「ギャグですか?」みたいなものがたくさんある。

【その1】撮影モードが多すぎる。10も20もあると、笑えてくる。人間が本当に使いこなせる撮影モードは、せいぜい5つくらいである。
【その2】動体予測とは、何をやっているのだ? カメラが被写体の速度計算をしているとしか思えないが、やつはどこで考えているのか?
【その3】人の手振れに合わせて、撮像素子が動くとは何という事であるか。地震にあわせて揺れてる人みたいではないか。
【その4】撮像素子自身が色々やりだしちゃったら、何でもありじゃん? 花鋏に、いけばなを上手く生ける機能が付いてる、みたいなものじゃん?

飲みながらだったら、もっと出ます。
しかし、でじいち君、君はほんの10年くらい前に、一台300万くらいしたよね。(私は、ロールスロイスと同じくらい、自分には一生無縁だと思った)どうやって7〜8万にまで降りてきたの?
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2007年09月25日

思いついたことを軽々しく書く女

個展やろうかなあ。Web個展。
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2007年09月23日

今一番言いたいこと


描けぬものは描けぬ!!!
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2007年09月19日

しまった。

玉川に行くの忘れてた。行かなきゃ。


玉川高島屋にて、「Very Autumn 草月の秋」を、25日までやってま〜す。
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2007年09月15日

エンジェル・フェイス

エンジェル・フェイスというと、人は何を連想するのだろう?

文字通り、「天使の顔」かもしれないし、「天使みたいな、子供の顔」かもしれない。

私が、普通に連想するエンジェル・フェイスは二つある。
一つは、ウールリッチ作「黒い天使」の主人公エンジェル・フェイス
もう一つは、紫のバラの名品種:エンジェル・フェイス

私のエンジェル・フェイスのうち、より早く生まれたのは「ウールリッチのエンジェル・フェイス」である。
ウールリッチのは、1943年に刊行されたもの。
一方、バラのエンジェル・フェイスは、1968年作出である。

同じ名前だから、ということもあるかもしれないが、私は二つのエンジェル・フェイスに共通項を感じる。
ウールリッチのエンジェル・フェイスは、死刑を宣告された夫の無実を晴らそうと、ナイトクラブに潜入捜査する女である。(エンジェル・フェイスは、夫が彼女につけたニックネーム)
陰影の詩人、ウールリッチが描き出す主人公であるから(ちなみに、ウールリッチが初めて一人称で描いた女主人公です)それはそれは切なく、甘く、危険な香りなのである。

この、それはそれは切なく、甘く、危険な香りが、紫バラのエンジェル・フェイスの個性に一致するのである。
バラのエンジェル・フェイスのお姿は、こちら。
↓ ↓ ↓



この美しさ、どーです。花弁のフリルが、いいよね。まるで、名人が作った工芸品みたいだ。

二つのエンジェル・フェイスは祖国も一緒。ウールリッチは、アメリカの作家だし、バラのエンジェル・フェイスもアメリカ作出だ。
ウールリッチファンとしては、作出者が「黒い天使」にちなんでつけた名前だったりして!、とか想像するのは楽しいが、多分その線はあるまい。「黒い天使」は、そんなにメジャーな物語ではないからね。(「幻の女」と比べると、大分造りが荒いし)

紫系のバラというのは、なぜか分からぬが、切ない風情を持っているものである。太陽よりも、月光の下で、音も無く花開く絵がふさわしい気がする。紫という色そのものが、夜や闇や、静寂を感じさせる要素を持っているのだろう。
そのため、紫バラの品種には、「たそがれ」「ミッドナイト・ブルー」「ブルー・ムーン」など、夕方から夜にちなむ名前のものが多い。

「黒い天使」とバラのかかわりはもう一つある。
物語の中で、エンジェル・フェイスが、夫が好きだった曲でダンスを踊るシーンがある。その曲のタイトルが「月に咲くバラ」(Moonlight and Roses)というのである。
これは、バラ好きの感覚で言うと、青系や紫系のバラを思わずにいられないタイトルである。


ん? ウールリッチは「青系紫バラを隠しテーマにして作品を書いたのでは!」だって?
それは短絡だ、ワトスン。なぜなら、青系バラ第一号の〈スターリング・シルバー〉が作出されたのは、1957年だからね。
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2007年09月14日

デッサン嫌い

実は、草月展のデッサンを、描こう、描こうと思ってまだ描かないでいる。

描けない、のではない。描かない、なのさ。だって、説明会の日に、構想はできてしまったから、ちゃんと脳内には像が存在している。

私は、絵が本当に描けなくて、いけばなで言うと、最初の一本が入れられないのである。
最初の一本が入らない以上、二本目が入るわけが無い。だから、ずーっとデッサン用紙を、その辺に放り出してある。
多分、〆切前日に嫌々描き、当日に会館まで持っていくことになるだろう。

私は中学を卒業するときに、一番嬉しかったのは、「これで、義務として絵を描かされることは生涯あるまい」ということだった。
高校に進んだら、選択科目で美術なんかは見向きもしないつもりだった。私は、嬉しくて嬉しくて、小〜中の9年間の「図工ストレス」の大きさを思い知った。

私は、絵だけではなく、「ものをつくる授業」は、大概なんでも苦手であったので、「図工」は丸ごと嫌いだった。
人間には、お題を出されると、パッと何かつかんで、その場で行為に移れる人と、一ヶ月ほど考えたいような人とがいる。
「授業の図工」が楽しいのは、圧倒的に前者である。
そして、私は悲しいかな、後者の人間なのである。独自の視点を見つけることに、まず時間を割きたいタイプなのだ。
たった一時間で、紙粘土で何か作れとかいう授業は、私にとっては「先生、無茶だなあ」としか言いようがなかった。
小学生なんて、「空き箱で何か作れ」とか言うと、その瞬間にロボットか何か作り始める子がいるじゃない?
あれ、私には脅威なのである。なぜ、一瞬でそのような決断ができるのだ?

大人になってしまえば、「すぐにロボット作れる子」と、「しばし考えたい子」は、どっちも間違ってはいないことが分かる。
しかし、子供の目から見たら、「すぐに作れる子」の方が良いと思うに決まっている。「どっちとか、そういうことじゃない」なんて、子供が自覚できるわけが無い。
私は、9年間の図工→美術の授業で、劣等感をじわじわ育てた以外に、何も得たものは無かったと思っている。
図工は、小一から選択性でいいんじゃないかと、私は今でも本気で思うのだ。
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2007年09月12日

ラム酒付き

本日は、我が家のお稽古日だった。

今日は、なぜか(何の意味も無いが)スペシャルデーで、お稽古の済んだお弟子さんには、sei先生(=私)が勝手に作るラム酒ベースのドリンクと、生ハム(頂き物)中心のオードブルが待っている。
ラム酒付きお稽古というのは、うちぐらいだろうなあ。(あたりまえだ)
今日の場合、一番つまらないのはsei先生である。
だって、全員終わるまで飲めないんだもん。

ごく軽く、女ばかりで呑みながら、みんなでsei先生のブログ(ここです)をのぞく。
そしたら、昨日の記事に、ちょっと毛色の変わったコメントが付いているのを発見。みんなで、これは何か?と首をひねる。

わがサイトは、だいたい年に一回くらい、この手のコンタクトがあるのだ。いずれも、いたずらかなーと思いきや、すべて「まじオファー」であった。

こういうのは、メールフォームを置かなきゃだめですよ、とお弟子さん1号が言う。
そうよそうよ、と2号が言う。
本家サイトにメールフォームあるじゃん、と先生は言ってみたが、
「そんなの人は見ません」とみんなが言う。
言われた先生は、ブログにメールフォームを設置してみたさ。

しかし、コメントを残した方から、再度のコンタクトは無いだろうとsei先生は思っている。「メールくれ」ということは、もうここは見に来ないだろうから。(今までの「まじオファー」は、いたずらと思って放置しておくと、数日後に、ちょっと改まった感じの「再度たのむぜメール」が来た)
それに、昨日の記事、ちょっと「花」から外れてるじゃん?
何か、花とは違う目的だったのではないかな。(金属アレルギー関係とかさ)
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2007年09月10日

プルメリア

昨日、プルメリアのモチーフが付いたシルバーのペンダントをしていたら、首の周りがかぶれてしまった。

私は、実は金属アレルギーであって、肌に金属が触れるのはNGだったりする。
しかし、多くの金属アレルギーの方がそうであるように、「金・銀・プラチナ」は大丈夫なのである。
なんで、突如シルバーでかぶれたんだろう? 今までかぶれたこと無いのに。土曜日だって、別のシルバー付けてたけど、なんともなかったのに。

たまたま、肌の抵抗力が落ちていて、今回だけそうなった、というのならかまわんのだけれども、このまま「銀もNG」になってしまうのは嫌だ。
でも、そうなっちゃう人、いるらしいのよね。
金属アレルギーというのは、「だんだん良くなる」ということは無いが、「だんだん悪化する」というのは、大いにあるのだそうだ。
だから、私はピアスを絶対にしないのである。
ま、金属アレルギーじゃなくたって、しないかもしれないけど。

昨日していたプルメリアのネックレスは、人様からいただいたものである。
プルメリアというのは、こういう花である。

ハワイ旅行のパンフレットには必ず載っている花、といえば、大概だれでも「ああ、あれね」という花だ。

この花が、シルバーで作ってあるんだけど、これをいただいたときに(大昔だ)、
「ああ、プルメリアだね」と私が言ったら、くださった方が
「え? 梅だと思った」と言ったのである。

う……梅?

そのセンス、何かがちが〜う!

いや、いただいたんですから、ありがたいですけどね。
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2007年09月09日

せっかくのお心を

昨日、我が家にお見えになったお客様が、お土産にお花をお持ちくださった。

直々にお花をセレクトしてくださったことがよく分かる、明快な個性を持った取り合わせだった。

私は、お花をありがたくいただき、とりあえず切り戻しした。(正しい行為だ)
そして、何か適当な器に生けるつもりが、お客様に自分のコレクションを披露したり、酒の肴を作っているうちに、きれいに忘れてしまった。

お客様の目の前で生けるべきであったなあ、と反省しつつ、今日になってまじまじとお花を見たら、なんだか、ちょっと草月展のための実験(“下いけ”とか言いなさい)に使えるのではないかと思った。
で、作業部屋に持ち込み、いじくること半日。
その結果、個性的なうちにもたおやかな風情のあったお花たちは、ちょっと花瓶などには飾れない状態になってしまった。

くださったお客様には、はなはだ申し訳ない。
しかし、私の創作に役立てたと思って、どうかお許しください。



でもボールに水張って、浮かべて飾ろーっと。
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2007年09月05日

ヘンなものを見た

あるインテリア屋さんで、ヘンなものを見た。

フェイクフラワー&グリーンのコーナーに、それはあった。
緑の、まん丸な物体で、「フェイクの苔玉」であった。

花好きの皆さん、苔玉ってご存知ですね?
ご存知でない方は、こちらからご確認ください→苔玉の世界

苔を、球体に作り、そこで植物を育てるもので、「まんまる」な形の面白さがウケて、最近では、ギフト商品の一角にのし上がってきている。(手作りする人もいます)

この、苔の「まんまる」なところだけが、フェイクで売っているのである。

苔玉というのは、「苔」という、激渋なグリーンが、「まんまる」という、おトボけ幾何学形でやってきたところがウケたのだと思う。
「苔」の部分を作り物にしてしまって、何が良いのだ?
それじゃあ。ただのグリーンのボールじゃないの?(多少毛羽立ってるけどさ)
何が面白いのか分からないぜベイビー、と思って見ていたら、そこへやってきた二人連れの女子が、それを見つけ、

「きゃー、かわいーーー」
だって。

かわいいらしいぜ、ベイビー。
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2007年09月04日

説明会へ

「草月展」の説明会のために、青山へ行く。

会場から出るときに、「C席」の申し込みをしてきた。

去年出したのは、「B席」。つまり、去年よりも小さい席に申し込んだのであります。(だって、貧乏なんだもん)

その後、会場で遭遇した「いちごの花日記」のいちごさんと表へランチに出る。坂の途中の不思議な場所にある、面白いお店に連れて行ってもらった。今度、誰か連れて行ってやろう。

お昼を済ませて、草月会館に引き返し、いちごさんはセミナーへ(立派である)、私は資料室へ行く。
資料室へは、「いけばな批評」誌の、ある号を探しに行ったのだが、なんと、私が探している号だけが無い!

え〜〜〜〜〜。なんでだ!?

「いけばな批評」は、会館にそろってると思ってたのに。あそこで見られないとなると、古本で探すしかないじゃないか。
てゆーか、古本探しても無いと思うから、会館を頼りにしておったのだ。

しかも、なぜ、あの号だけ無いのか?
誰かが使っているなら、それはいいさ。
まさか、所有していないのではあるまいな。
あの号は、草月にこそ、無ければならない号なのだぞ。


そんなこんなで、多少ガビーンとしながら会館を出て、器探しの旅に出発。

青山→原宿→千駄ヶ谷→信濃町→四谷、の順で、心当たりをつぶして歩く。
ちなみに、オール徒歩である。気分だけ、すっかり中川幸夫である。

最後にたどり着いた四谷の東京堂で、まったく別の形が突如ひらめき、家の手持ちの器で試そうと、ダッシュで家に帰る。
家の器で試したら、なんか良さそうなので、それに決めちゃった。

おっと、今すごいこと言ったよ。
「それに決めちゃった」

つまり、
「作品決定!」

そんなに安直で大丈夫ですかseiさん!
でもまあ、いいやね、こんなもので。さあ、作品デッサンをやっつけてしまおう。
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